ランディングページの制作代行や、リライトのお仕事をしていると、たくさんの気づきがあります。
個別コンサルである『ひとりビジネス再設定プログラム』では、
コンサル生の方の商品づくりのアドバイスをしながら、ランディングページを作っていきます。
また、リライトをする際には、「ここの部分は〇〇ということでしょうか?」などの
確認をすることがあります。
この作業をしていく上で気づいた、大切な3つのことをお伝えします。
未来のお客様に商品説明をする前に、商品説明をすることで分かること
個別コンサルでは、コンサル生の方と商品づくりの再設定をします。
もともとお持ちの商品があっても、まだ世の中に出していない方もいますし、
いったん出してみたけれど、反応がなかったり僅かだったりすることもあります。
マーケティングやセールスが上手くいっていない可能性ももちろんありますが、
まずは商品がどのようなものであるかを再確認していきます。
流れとしては、私のから
「どんな商品なんですか?」
「何を教えていらっしゃるんですか?」
「具体的に言うと、どんなことをするんですか?」
といったご質問をしていきます。
物販の場合は、有形商品なのである意味分かりやすいのですが、
”教える系”は語っていただく必要があります。
そうすると、必然的に
未来のお客様に商品説明をする前に、私に商品説明をしていただくことになります。
正直、この段階で、
売れていない理由が見えてくることがほとんどです。
理由として3つのことが挙げられます。
理由1:商品について上手く説明できない
起業初期の方や、商品が売れた経験が浅い場合に多いのが、
商品についてうまく説明できないという状態です。
話をするのが苦手だったり、緊張してしまっている場合もあるのではと思いがちですが、
それはあまり関係ありません。
では、商品について上手く説明できないとは、どういうことでしょうか?
それは、恐らくご自身が自分の商品について知らないという状態です。
自分の商品なのに知らないなんて、ありえないとお思いになるかもしれません。
実際にヒアリングしながら質問していくと、
「そこまでは決めてませんでした」とか
「そんなことまで聞かれますかね?」なんて相談モードになる場合があります。
商品づくりをしっかりしていくと、あらゆる状況にすぐに対応することができます。
いろいろな角度から自分の商品を知っているので、
商品説明が上手にできるのです。
理由2:商品の推しポイントが見えない
商品説明をしていただき、ある程度のことが理解できたとします。
ランディングページ制作代行やリライトをする際は、
当然ながら「このサイトを見たお客様が、心を動かされるようにしなければなりません。
そこで確認するのが、
「この商品の推し、セールスポイントは何ですか?」ということ。
商品説明が上手な方の場合は、この質問をするまでもないです。
しかしながら、この質問をされた時に
「うーん。改めて聞かれると、どこだろう・・・」
となってしまうことがあります。
理由3:商品を売るための、マインドセットが整っていない
商品についてヒアリングしていくうちに、
「こんな商品で売れますか?」
「何で売れないんでしょうか?」
と聞かれることがあります。
ものすごく素直な質問なのは重々承知していますが、
正直、商品が売れない原因はあらゆる所に原因があるのです。
ピンポイントで、「ココを改善すれば100%売れます」というご回答は
できません。
というか、それが分かれば誰でも売れっ子になってしまいますから。
ただ言えることは、マインドセットが整っていないということ。
売れない原因を聴いてくる方の裏側に、自己肯定感の低さが垣間見えることがあるからです。
起業初期や商品が売れた経験が浅い方の場合は、
まずは「どんな商品に変えていけば売れるかなぁ?」といった
探究心・戦略性を持っていただきたいと考えます。
だからこそ私は、
「楽しんで進めていきましょう!」というお声かけを、
コンサル生の方にしていくことにしています。
いかがでしたでしょうか?
商品説明というのは、いざ聞かれると詰まってしまう方もいらっしゃいます。
私自身も緊張しがちなタイプなので、常に精進中なのですが。^^;
商品づくりとセットで、
商品説明のプレゼンの練習は必須です。
この練習というのは、うまく説明して売るためではなく
自分に自信をつけるためのものだと考えましょう。